こんにちは。お世話になります。
岡山旭川ロータリークラブの岡邉晴香です。7月の報告をさせていただきます。
今回の報告書が日本から送る最後の報告書になりそうです。
7月の後半になってホストファミリーやだいたいの出発日が決まり、荷物の準備も少しずつ始めました。
留学の実感を今までよりかなり強く感じる月となりました。
ですが、思わぬところで時間を取られてしまったので今回はその事を書きたいと思います。
7月10日、出発前の最後となる定期考査の途中で背中に痛みを感じました。
中学校2年生の時、似たような症状を経験していたので嫌な予感がして病院に行きました。
結果、やはり気胸でした。気胸は肺が破れて空気が漏れてしまう病気です。
とはいっても、危険なものではなく安静にしていれば治るものでした。
が、中2でなった気胸が再発したということは、3度目が起こる可能性が50%を超えるそうで、原因となる「ブラ」というものを取り除いた方がいいという話になり、内視鏡手術をしました。
手術自体は1時間程度の短いもので、幸い経過もよく手術後2日で退院し、学校にもすぐに復帰できました。
お見舞いのメールを送ってくださった方々、ありがとうございました。
入院中、そして退院後しばらくは食欲が無かったり寝返りができなかったりと思っていたより大変でした。
体重が2kg落ち、出発までに体力をつけろと親に叱られました(笑)。
そんな入院生活の中で「健康って大事だな」と改めて思いました。
留学が決まって以来、英語の勉強だったり、書類の準備だったり、受験勉強だったりと忙しいながらも充実していて、健康であることを大して意識していませんでした。
でも、いざ不自由を経験すると、忙しさも充実も健康があってこそだと感じました。
アメリカでの生活も、最初は慣れないものばかりで忙しいとは思いますが、体調管理は疎かにすることが無いように肝に銘じておこうと思います。
また、このような思いもしない病気やケガが起きる可能性もゼロではないのだから、症状を説明できるようにするなど、自分でも準備をしておかなければならないと思いました。
入院は4日間ほどで少し時間をとられてしまいましたが、アメリカで気胸になる可能性を減らしておけたことと、このようなことに気づけたので、悪いことだけではなかったと思うことにします。
さて、7月の補習が終わると今の学校の同級生や先生方とはしばらくお別れです。
私は3年生なので、戻ってきたときには同級生は卒業しています。
もうこれから先会うことはない人もいると思います。
そう思うと、さみしいし、もっと話したり遊んだりすればよかったなと思うこともあります。
でも、吹奏楽部の仲間は私にとても充実した部活生活と素晴らしい思い出をくれたし、同級生は国際教養学類として留学する私を応援してくれました。
アメリカでもこんな仲間たちに出会えることを期待しています。
来月の今頃はグラフトンの町できょろきょろしていると思います。
健康に気を付けつつ、残り少ない日本での生活を大切にしていきたいです。
初めて写真を報告書につけます。学校最後の日にクラスの人と撮った写真です。
以上を7月の報告とさせていただきます。
岡邉晴香