７月の報告書　伊藤香織

 いよいよ出発が近づいてきました。
一応、予定ではこれが日本で書く最後の報告書になると思います。

今思えばあっという間の日本での準備期間でした。
去年の１１月くらいから私の留学という挑戦がスタートし、その間にたくさんの経験をしました。

まずはロータリーの皆さんの前でスピーチをするということが始まりました。
もともと中学校でそういった経験をする機会が何度かありましたが、それでも毎回緊張していました。
今となってはもちろん緊張はしますが、楽しんで話す、自分の言葉で伝えるということができるようになりました。
また、ロータリーの皆さんが私の成長を見ていてくださり、声をかけてくださることが嬉しく、そのたびに自分の成長を少し実感することができました。

最近、面接を受ける機会があったのですが、その時にいくつか質問されて答えることで心の中で今までの自分を振り返ることができたように感じました。
なぜ留学しようと思ったのか、留学先では何に頑張りたいか、帰ってきてからはどんなことをしていきたいか、将来はどうしていくのか・・

今まで何度も聞かれていたことでしたが、その時は自分の思っていたことがどんどん出てきてあっという間に面接が終わってしまいました。
自分ではそこまですごいことは言ってないけれども、その時の自分の言葉が今も残っています。

７月は様々なことに対して句切をつけることができたと思います。

今は句切をつけて新たな気持ちを持っています。
実は、留学の出発日が少し予定より延びてしまい出発まで少し時間ができました。
私はこの期間をもう留学している気持ちで過ごしていこうかと考えています。

また、日本にまだいられることはもっと日本のことを身につけられるということなので、なにかもっと海外で生かせることを探していこうと思います。
期間が延びたといっても出発の日はすぐにやってくるので気を引き締めてその日をむかえられたらと思います。
皆さんに読んでいただく次の報告書が海外で充実している自分の様子をお伝えできることを願います。