新内千尋さん(岡山南RC)帰国報告

地区国際青少年交換留学を終えて 新内千尋

国際ロータリー第2690地区の皆さん約10か月の交換留学期間を終了し無事岡山に帰ってまいりました。

昨年の8月に希望と不安を感じながら、アメリカノースカロライナ州ガストニアでの、地区青少年交換プログラムがスタートしました。
長期間親元を離れての生活も初めてでしたし、もちろんアメリカでの生活は何もかもが日本とちがい、慣れるまではとても大変でした。
特に食生活、学校生活は違いが大きく感じられました。
ですが、3ヵ月くらい経過したころからアメリカでの生活にも慣れ、少しずつですが毎日が充実していきました。

私の留学先のノースカロライナ州に限られたことではないようですが、アメリカでは日本食にとても人気があり、ガストニアの街にも日本食のファストフード店などもあります。
自分の国の食文化が人気とうかがい、私はとても誇らしかったです。

学校生活では本当に最後の最後まで大変でした。
毎日授業中は分からない単語を調べて書き出し、家に帰ってからは授業内容の確認、宿題など日本での高校生活より勉強をしていたかもしれません。
そんな学校生活のなかで、私の大好きなスポーツのクラブ活動にも参加することができて、大変でしたが良い経験ができ、すごく楽しい時間も過ごせました。

また今回私はアメリカでの留学期間中に、多くの人と出会い多くの友人をつくるという目標がありました。
最初はいろんなことが大変で、多くの友人をつくり仲良くしていけるかなと、少し不安もありましたが、クラブ活動や同じ授業を受けている人たちがとても優しく、関わってくれたみんなが私のことをいつも気にかけてくれてとても嬉しかったです。
何よりこの留学を通してたくさんのアメリカでの友人ができ、その中でBestfriendと呼べる友人もできて本当に幸せです。

留学期間中にはクラブ活動中での腕の骨折や、宗教観の違いからホストファミリーとうまくいかなかったり、未熟な語学力で思うことが思うように伝えることができなかったりして難しい、辛いと思うこともたくさんありました、ですがそれらを乗り越えて何とか交換留学プログラムを終えるという一つのゴールに辿り着くことができました。
今思えば一つ一つの出来事が、良い経験であり良い思い出だといえます。

最後に今の気持ちを正直に言うと、もう一年日本に帰らず留学できたら良いなと思っています。
ですが一年と決められたものなので、必ず大学生の間にガストニアでお世話になった皆さんやガストニアの友人のもとに会いに行きたい(帰りたい)と思います。

この一年間たくさんのホストロータリー関係者の方々や、他国の留学生と出会うことができ、日本の文化や、他国の文化を共有出来たことで、国をつなぐ架け橋という役割のほんの少しを果たせたかなと思っています。

私がこうして無事交換留学プログラムを終えることができたのも、アメリカのホストロータリークラブの方々、2690地区関係者の方々、そして岡山南ロータリークラブの皆様、全ての方がいつも気にかけて下さったおかげです。
本当にありがとうございました。そして本当に“Thank you Rotary!!”

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