岡邊晴香さん4月報告書

こんにちは。
岡山旭川ロータリークラブの岡邉晴香です。
4月の報告をさせていただきます。

今月はなぜか子供と接する機会が多く、その中で感じたことを書きたいと思います。

4月の最初の方にはイースターがありました。
イースターの週末には、こちらのロータリークラブで私のカウンセラーをしてくれている人の教会に行って子供たちのためのイースターの行事の手伝いをしました。

よちよち歩きの赤ちゃんから10歳くらいの子供が集まってゲームをしたりイースターの飾りを作ったりしていました。
私は最初、ごみを拾ったりと裏方に徹していたのですが、途中から人手不足でゲームを任されました。
小さな浮き輪を頭に乗せて、その輪にたまご型のボールを置いて落とさないように歩く、というシンプルなゲームですが意外に盛況で、「青いのがいい!」「ピンクのが壊れた―!」「浮き輪頭に乗せて―!」と私が日本人だろうと何だろうと関係無く、ちびっこたちに囲まれててんやわんやの3時間でした。
私を知っている方は想像がつくかと思いますが、日本にいた頃私はちびっこと一緒にはしゃぐようなことは苦手でした。
でも、気づけばゴールした子に“Good job, buddy!”と頭をなでたりして、自分でも意外なほどノリノリでちびっこと一緒に楽しんでいました。
お開きの時には、何度も遊んでくれた子がハグをしに来てくれたりして手伝いに来てよかったなと思いました。
アメリカに来る前だったらゲームを任された時点で「それはちょっと…」と断っていたと思うので、ちびっこの英語についていく英語力だけでなく精神的にも変わったのかなと思います。

また、ボーイスカウトの11歳の子供たちに日本の事を紹介してほしいと頼まれたので、プレゼンテーションをさせてもらいました。
前にロータリークラブにさせてもらったものと同じスライドを使ったのですが、年齢層が違うとやっぱり反応も全然違っておもしろかったです。
ピカチュウの画像が出たときの盛り上がりは、さすがピカチュウでした。質問も、「ポケモンカードは何枚持っているの?」といった微笑ましい質問から「Hirohito(昭和天皇)と戦争の関係は?」といった11歳とは思えないものまであって、とても楽しく交流ができました。
子供たちは高校生や大人と違って、私がネイティブスピーカーかどうかなんて関係無く口々に話します。
そんな子供たちと交流していると、自然に英語が口から出てくるようになったなと思います。
学校で習った英語だけでなく、学校や家で聞く言い回しなどもだいぶ自分のものとして使えるようになったように思います。

それから、私はGovernmentの授業は取っていませんが、体験の一部としてYouth Governmentに参加してきました。
これは、学生が法案を作って議会として話し合ったり過去の事件で裁判をしたりするプログラムです。私はpress(記者)として参加して、記事を少し書きました。法案には「ジャンクフードに課税」や「炭鉱記念日を作る」などアメリカやウェストヴァージニアの事を考えたものがたくさんあって、それを高校生が実際と同じ手順で実際の州の議事堂で話しあっていてとても有意義なプログラムだと思いました。
記者として議会を見ていると、討論での誰かの意見が投票に大きく影響したりしていて、活発な討論のもとでそれぞれが自分の意志で投票してこそ、議会の意味があるのだと感じました。
議会で寝るのは本当に駄目ことだと思いました!
それから、同じ学校から参加している人と仲良くなったり、普段バンドで一緒に吹いている人も何人か参加していて一緒に週末を過ごすことで今まで知らなかった一面を見たり、部屋で騒いだりととてもいい思い出になりました。

さて、伊藤さんが前の報告書でプロムについて書いていたので私のプロムも少し話したいと思います。
プロムがあった4月18日の土曜日、私はRYLAがあってプロムには行けれませんでした…。
RYLAも楽しかったですが、プロムを逃したのは残念です。

帰国日まで70日を切り、学校は残り10日ちょっとです。やっと学校で言いたいことを英語力的にも気持ち的にも自然に言えるようになってきたのに、もうすぐ終わりなんてさみしいです。
でも、5月は卒業式を含めて行事がたくさんあるので、楽しんできたいと思います。

写真はボースカウトの11歳の子たちとのものです。

以上を4月の報告とさせていただきます。

岡邉晴香

岡邊さん4月

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