皆さんこんにちは。
今月は留学生のための最後の旅行に行ってきました。
この旅行はロータリークラブの交換留学生だけでなく、アメリカに来ている他の留学生も参加できます。そのため新しい出会いもたくさんありました。
さてこのプログラムは4つのコースがあります。
私が選んだコースでは、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCを1週間という期間でまわり、アメリカの歴史について学びます。
また、多くの博物館、美術館へ行くことができ、自然や芸術にもふれあうことができます。
今回はこの旅行からいくつかピックアップしてお伝えします。
まず初めにニューヨークからはワールドトレードセンター跡地へ行ってきました。
当時のビルが建っていた場所は大きな穴になっており、そこには絶えず水が出続けています。
また、事件で亡くなられた方々の名前が大きな穴を囲うようにしてそこに記されていました。
この日は天気もよく、多くの追悼する人々の姿がありました。
テレビなので何度も目にしていましたが、現場を実際に見てとても複雑な気持ちになりました。
今はほとんど復興し、多くのビルや新しく建設されているビルなどがあり、本当に事件が起こった現場なのだろうかと少し信じられませんでした。
時がたてば環境は変わっていきますが、あの事件が起こったことは決して忘れてはならないと改めて心に思いました。
次に楽しかった思い出の1つとしてニューヨークでの博物館、美術館へ行ったことです。
いろいろ行きましたが、メトロポリタン美術館がお気に入りです。
メトロポリタン美術館は絵画、写真、彫刻など本当に多くの美術品がそれぞれ分野ごとに展示されており、また世界最大級の美術館のひとつとしても知られています。
また美術館の広さも日本で行ったことのある美術館に比べると、とても広く、きっと一日あってもすべてをまわりきれないのではないかと思いました。
私たちはそんな美術館で2時間ほどしかなく、いくつかの分野を選んでいくしかありませんでした・・
私は楽器の展示エリアにとても魅了されました。というのも中学の時に吹奏楽部でしたので、自分たちの使っていた楽器の仕組みについて興味がありました。
また、そこには世界の楽器も展示されており、同じような仕組みの楽器であるのに見た目が異なっているものや、これが楽器なのかというのも展示してあり、文化の違いを感じられてとても面白かったです。
この美術館は世界のさまざまなものが展示してあるため、日本の展示品も見ることができました。
特に世界の武器の展示エリアでは日本の戦国時代をテーマに鎧や兜、刀などが展示してあり友達に説明したりする機会もありました。
この旅行は自分で決めていくことができるので、全員が行くというわけではありません。
ですが私にとってはとても素晴らしいものになりました。
思い出作りとして行くのも良し、アメリカの歴史に深く触れたいというのも良し、フィラデルフィアやワシントンDCに行けば、アメリカ大統領の歴史について触れることもできます。
是非これから行く留学生の皆さんは、この旅行プログラムに参加してみて下さい。
きっと皆さんにとっても素敵な思い出の1つになると思います。
伊藤香織