岡邉晴香さん10月報告書

こんにちは。岡山旭川ロータリークラブの岡邉晴香です。10月の報告をさせていただきます。

アメリカに来て2か月が経ちました。アメリカの生活にはずいぶん慣れましたが、まだまだびっくりすることも多いです。

グラフトンは「のどかな田舎」という言葉がぴったりなのんびりした町です。
それでも、日本とは違ってドラックや銃が思ったより身近です。
町の役所の見学に行ったとき、「みんな何で手ぶらなんだろう」と思っていたら、先生に「バッグは銃の持ち込みを防ぐために持って入れないよ」と言われてびっくりしました。
また、授業中に放送で「チャイムが鳴っても教室から出ないでください」と言われ、待っていたら麻薬探知犬が来て「調べるから荷物を置いて廊下で待っててください」なんてこともありました。
私は関係なくてもドキドキしたのですが、みんな慣れた感じで、「日本でもこういうのあるのー?」なんて言って平気そうでした。
日本は本当に平和だなと改めて思います。

今月の頭にはホームカミングパーティーがありました。
一週間その日のテーマ沿った服を着るのですが、superhero dayにはスパイダーマンが30人くらいいたりして面白かったです。
金曜日は体育館に集まって学年対抗でゲームをしたり、とにかく大騒ぎでした。
最初は何が何だか分からなくてドキドキを通り越してガチガチでしたが、「とにかく叫んで楽しめばいいんだよ!!」と言われるがまま応援して、終わるころにはブリーチャーの前の方でみんなと飛び跳ねていました(笑)私達seniorが優勝ももらいました。
土曜のダンスパーティーも、最初は親しい顔が見つからず右も左も分からずまたもやガチガチでした。
ここでもいろんな人に助けられつつノリに任せて踊りました。私のことを知っている方は私が叫んだり踊ったり姿は想像しにくいかとは思いますが、周りの雰囲気に助けられ殻を破ったつもりです(笑)今思い返すと夢だったんじゃないかと思うようなアメリカの高校生のパワーでした。

今月の半ばには地区の留学生とウェストバージニア大学のフットボールとジップライニングに行きました。
前回のオリエンテーションではみんなの英語力に圧倒されあまり話せず凹みましたが、今回はだいぶついていくことができたので嬉しかったです。
大学のフットボールは高校とは比べ物にならない盛り上がりと熱気でした。地元愛が本当に強いんだなと思います。
学校でも「Proud to be American」といったポスターを見かけます。人に褒められたら、「いやいやそんなことないよ」ではなく「Thank you♪」です。
日本の謙虚の文化とは大きく違うようです。ちなみにフットボールですが、ウェストバージニアが勝ちました。
試合の後に観客全員で「Country Road」を大合唱しました。帰りの車で日本語版(耳をすませば)の事を話すと地元のロータリーの方はとても喜んでくれました。
その後スタジアム付近で興奮した観客が車をひっくり返したり火をつけたりする騒動があったそうですが巻き込まれずに帰れました。恐るべし、フットボール熱です。

さて、10月からはホームカミング・ハロウィン・エレクションデイ・サンクスギビング・クリスマスと行事が目白押しです。
行事のたびに「日本にもあるの?」と聞かれます。Libraryの授業ではハロウィンに合わせてみんなでオバケを折りました。
「origamiのoriはfoldでgamiはpaperだけどpaperは普通はgamiじゃなくてkamiだ」と説明すると「ドラゴンボールのカミカミハ(カメハメハの事だと思います)のカミ?」と聞かれたなんてこともあります(笑)

3人以上で話すと、聞き取れても会話に入るのはまだまだ難しいですが、最初に比べれば口をはさめることが増えたかなと思います。
AP EnglishやCivicsなど、しんどい科目もありますが「I expect you to do your best.」と言ってくれているのであきらめずに頑張ります。 
葉っぱがだいぶ散って、もうすぐ雪が降るそうです。岡山では体験できない雪のある冬を楽しみたいと思います。

写真はホームカミングのダンスパーティーと地区の留学生とのフットボールの試合です。
ちなみにダンスパーティーで写っているのはみんな同い年もしくは年下です…。

以上を10月の報告とさせていただきます。
岡邉晴香

01 02

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