こんにちは。お世話になります。岡山旭川ロータリークラブの岡邉晴香です。
9月の報告をさせていただきます。
アメリカに来てちょうど一か月が経ちました。おかげさまで元気に楽しく過ごしています。
この一か月間は何もかもが新しくて、報告書にあれも書こうこれも書こうと思う毎日でした。
全部は書ききれないので、学校の事とホストファミリーの事を書こうと思います。
学校ではPre-Calculate, Library, Civics, Band, AP English, Guitar, Anatomyを取っています。
Libraryではブックレポートを書いたり、ウェストバージニアの昔話を調べたりしています。
少人数なので授業というより話し合いのような雰囲気で、日本のことを紹介する機会もたくさんあります。
イザナギとイザナミの国産みの話をしたらとても喜んでもらえました。
Bandでは今はフットボールの応援演奏がメインです(アメリカではフットボールの存在感が絶大です)。
楽器は日本もアメリカも変わらないので多少言葉が分からなくても大丈夫です。
AP Englishではエッセイの分析のようなことをしています。英語で英語の勉強をするので難しいですが、やりがいがあります。
アメリカの学校は生徒と先生が対等です。授業中にいくらでも質問するし、先生が「プリントに書いてないことでも、授業で言った大事なことはテストに出すよ」と言ったら、日本では生徒は黙ってメモを取りますが、ここでは、「先生が言ったことで何が大事かなんてわからないじゃん!」「じゃあそれもプリントに書いといてよ!」と平気でブーイングです(笑)最初はびっくりしましたが、聞いているとおもしろいです。
Anatomy(解剖学)は特に質問が盛んで、授業の半分以上が質問合戦に費やされていますが、その間にも「ハルカ、何言ってるか分かる?」と気遣ってくれる人もいて、うれしいし楽しいです。
友達と同じテンポで話すスピードはまだまだありませんが、最初は「Yes」と「Thank you.」と「I’m fine.」ばっかりだった会話も、最近話せる量が少しは増えてたかなと思います。
ホストファミリーには子供が二人いますが、二人とも大学生で一人暮らしをしているので、ホストマザー・ファザーと犬との3人+1匹で暮らしています。
ホストファザーには「It’s up to you.」と「You can do whatever you want.」を毎日のように言われます。
「どっちでもいい」は全く通用しません。最初は、自分から断るのが難しいこともありましたが、最近は「No, thank you.」という勇気も出てきました。
来たばかりの頃は何を話したらいいか分からなくて自分の部屋で過ごす時間が長かったのですが、私が屋根裏部屋でジグソーパズルを発見してからはリビングで3人でパズルをしながら話をする時間ができました。
毎週水曜は庭で火を囲んで晩ご飯を食べることにもなりました。
火に当たりながら近所の人とギターの話をしたり、ホストファミリーに学校の話をしたりと、日本ではなかなかできない楽しい時間です。
日本と違うところを書くとキリが無いのですが、アメリカの自由さと豊かさを感じる毎日です。
お店に売っている食材も日本の特大サイズが普通サイズだったりで、ホストファミリーに「Everything is big here.」と言うと、とても面白がっていました。
それから、ウェストバージニアではすでに朝は白い息が出ます。
のどかな田舎なので夜は星がきれいです。庭で寝袋の中で寝る計画も進行中です。
一か月経って、アメリカでは「誰かが察してくれるだろう」ということはほとんど無いことがわかりました。
分からないことは尋ねて、気が進まない時はNo, thank you と言わないと流されてしまいます。
ホームシックは今の所あまりありません。
最初の数日はなかなか眠れませんでしたが、今ではぐっすり眠れます。まだまだ分からないこともたくさんあるし、これからどうなっていくのかも分かりませんが、一か月の経験を踏まえ、「聞き役に安住しない」ということを目標にしばらく頑張っていこうと思います。
写真はいろいろありますが、空港での記念すべき一枚目を載せたいと思います。
書きたいことがたくさんあって話が飛び飛びになってしまいました。
以上を9月の報告とさせていただきます。
岡邉晴香