こんにちは。
岡山旭川ロータリークラブの岡邉晴香です。
５月の報告をさせていただきます。

５月はとうとう学校が終わってしまい、また、ちょっとアクシデントもあっていろいろありました。

学校の最終日、バンドの授業では卒業生が一人一人挨拶をするのが伝統らしく、私も学校が終わってからどうするか、この授業がどれほど楽しかったか話しました。
話している途中から涙涙で、自分がこんなにもバンドと学校が好きだったか改めて気がつきました。
大変な授業もあったし、なかなか理想通りにコミュニケーションできないもどかしさもありましたが、日本の高校とはまったく違うアメリカの高校も本当に楽しかったなと思います。

学校が終わった週末、何か月か前の報告書で書いたロータリークラブのHonor Graduates Banquetがありました。
言語のハンデがありながらも、Honor Graduatesに選んでもらえたことは本当に光栄だし、真面目に授業に取り組んで良かったと思います。
ゲストスピーカーや生徒の代表（アメリカ大統領になりたいそうです！）の挨拶を聞いて、半年後の大学入試も頑張ろうと思えました。
とても有意義で啓発的なディナーとなりました。

学校の最終日と卒業式には一週間ちょっと間があって、卒業式前日のメモリアルデイではパレードに参加し、卒業式には感動のお別れを…と思っていたのですが、最初に触れた「アクシデント」があって少し事情が変わりました。
メモリアルデイの前日、ホストファミリーと友達数人で庭でボンファイヤーをすることになり、私が点火しました。
点火した瞬間、火が急に燃えあがってしまい腕と脚と顔にⅠ度～Ⅱ度の火傷を負ってしまいました。
すぐに病院で手当てしてもらって、幸い火傷は大したことはなくしばらくすれば治るということでした。
でも、おかげでメモリアルデイのパレードには参加できず、卒業式も出席はしましたが友達と写真を撮ったりはできず、感動の卒業式とはなりませんでした。
それでも、いろいろな人から励ましの言葉やカードをもらい、治ったら帰る前に遊ぼうと友達と話したりして、出席して良かったと思います。

事故から２週間ちょっと経った今では、顔はほとんど元に戻り、腕や脚も順調に新しい皮膚ができています。
焦げてしまったので前髪が無いのが気になるのが悩みです（笑）新しい皮膚は紫外線に当てない方がいいので外で遊んだりはまだできませんが、それでも、口の中まで火傷したり服に火がつくことを思えば、私は運が良かったと思います。

帰国の約一か月前にアクシデントがあり、そういえば出発前の気胸も同じようなタイミングだったな、と思い出すとこの留学生活を感じました。
もう帰国まで一か月を切っていて、出発前と同じく現実味がありませんが、そろそろ帰国の準備を進めて行こうと思っています。

写真は、Honor Graduates Banquetでの写真です。卒業式の写真が無いのが本当に残念です…。

以上を５月の報告をさせていただきます。

岡邉晴香