岡邊晴香さん3月報告書

こんにちは。
岡山旭川ロータリークラブの岡邉晴香です。3月の報告をさせていただきます。

今月はイースタントリップがあり、その中で色々な体験をしました。
ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンに行き、テレビや映画でお馴染みの名所を実際に見たり、ウェストヴァージニアとはまた違ったアメリカを見ることができ、ワクワクする旅行となりました。

ワシントンDCではジョージ・ワシントンやリンカーンを初めとするさまざまなモニュメントを見て、アメリカの歴史や誇りを感じることができました。
ホワイトハウスやキャピトル、ペンタゴンなどアメリカの、ひいては世界の政治の中心を(建物だけですが)見ることができ、ここで世界が動く決定が下されているのだと思うと感慨深かったです。

ニューヨークでは人の多さに圧倒されつつも無事に丸一日の自由行動を達成できました。
私は日本人2人とフランスとアルゼンチンの子と行動したのですが、日本人は「あと2時間しかないから急いで!」と焦っていても他の二人は「え?2時間もあるよ?」とまったり歩いていたりと、時間に対する感じ方が全然違っておもしろかったです。

「ニューヨーカーは本当に歩くのが速いから邪魔にならないように」と言われていましたが、実際に歩いてみると「朝の岡山駅もこんなものじゃない?」といった感じでした。
日本人はニューヨーカーと同じようにせかせかしているようです。
映画の舞台になったホテルや美術館を見たり、タイムズスクエアのど真ん中で写真を撮ったりと、忙しくもワクワクしっぱなしの一日でした。
ウェストヴァージニアではなかなか分からない世界の中心としてのアメリカを見て感じることがでた旅行となりました。

イースタントリップでは世界中からの留学生が84人集まっていました。
でも、一度一緒に行動するメンバーが決まってしまうと、後の人と過ごす時間はほとんど無かったのが少し残念でした。
一緒に行動するメンバーも、どこのグループも同じ国や同じ地域の出身で集まってしまって、やっぱり国の壁は高いなと感じました。

同じ国で集まってしまうと言語もやっぱり母国語になってしまい、それは日本人も例外ではなく、一緒に行動した日本人とも英語で話そうと努めたのですが、つい日本語で話してしまって一緒にいたフランスとアルゼンチンの子に申し訳ないという場面も何度かありました。

特に日本人は英語が第2、3言語として浸透していないので、楽な日本語に流れてしまいやすかったです。
また、行動面でも例えばバスで静かに引率の人の話を聞く、といった事が日本人には普通の事でも別の国の人にはなかなかできなかったり、逆に日本人はご飯を食べる場所など「何でもいい」ばかりで他の国の人は困ったと思います。

そういった国柄の違いはもどかしくもあり、新鮮でもありました。言葉や国柄の壁は半年以上同じアメリカで生活していてもやっぱり厚く、もどかしいこともありましたが、それに気づけたのもまたいい経験になったと思います。

さて、先日お伝えしたように帰国日が決定し、その帰国日まで100日を切っています。
こちらの卒業までに学校に通うのはあと30日弱です。
今の学校の友達とお別れするのは今からすでに寂しいです。
でもまだ30日あるので、授業も友達との時間も大切に過ごしていきたいと思います。

写真は、自由の女神の前で撮ったものです。後ろの街並みがニューヨークです。
右側の高いビルは9.11のワールドトレードセンターの跡地に建てられた新しいワールドトレードセンターです。

以上を3月の報告とさせていただきます。

岡邉晴香

岡邊さん01

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