伊藤香織さんの10月報告書

皆さんこんにちは。

今月の報告書ではハロウィンについて書きたいと思います。
ハロウィンは私が楽しみにしていた行事の一つでもあり、良い経験をすることができました。
まず何がすごいかというのは、ほとんどの家がデコレーションされていることです。
近所を歩けばそれぞれの家にカボチャやお化けの人形などたくさんの飾り付けがされていました。私の家では中と外とデコレーションされていて、10月は毎日がハロウィンムードでした。

もちろんデコレーションだけではありません。
ハロウィンの一週間前には近所でハロウィンパーティーが開かれ、私も参加させてもらいました。
私はこのパーティーでパンプキンカービンを体験することができました。
パンプキンカービンというのは、かぼちゃを顔型にくりぬいて楽しむハロウィンでの恒例行事です。子供から大人まで参加して、それぞれ思い思いのかぼちゃを作っていました。
私は初体験でしたが、いろいろ教えてもらいながら完成し、ランプをいれて飾ってもらいました。
玄関にいろいろな顔のかぼちゃが並んでいたのはとても面白かったです。
そのあとは交流したり映画を見たりしたのですが、驚いたことにその映画というのが、近所の家の壁をスクリーン代わりにしていたり、大音量で映画がながされていて、それが夜遅くまでありました。
日本では近所迷惑と言われてしまうような事でもアメリカではそんな事は気にしません。
アメリカならではの雰囲気を感じることができました。
ハロウィン当日は一日中とても楽しかったです。
ホストファーザーがロックミュージシャンのコスプレをしていて、そのまま仕事に行ってしまったり、学校では先生から生徒にお菓子のプレゼントがあったりと驚きの連続でした。
夜には私も仮装をしてお菓子をもらいに近所を歩きました。近所の方と話した時に、私のことを知らなかった方に知ってもらえたことや、日本の話をして交流できたことはとてもうれしかったです。
多くの人と楽しい時間を共有することができてよかったです。

ハロウィンはこうやって近所でおこなわれるものや、仮装した多くの人が夜の街を歩くというイベントも開かれました。
私もそのイベントに参加したかったのですが、残念ながらその日は行くことができませんでした。ですが、あとで友達に話を聞いたところ、夜の12時近くまで多くの人で盛り上がったそうです。
今年はもうありませんが、いつかまたこのようなイベントに参加してみて、交流ができたらなと思います。
日本ではハロウィンはそれほど大きな行事ではありません。
なので、友達やホストファミリーが日本のハロウィンの様子を聞いてきた時に、それぞれの文化の違いについて考えることができました。

私はこのように行事に参加するというのは大切だと改めて感じました。
行事に参加することで、多くの人と交流することができ、私のことを知ってもらったり、新しく友達ができたり、またいつもより話す機会も増えて学習になります。
当たり前のことかもしれませんが、参加していてそれが新鮮に感じました。
また行き詰ったり、悩んだりした時には何かしてみるというのは良い刺激になります。
私は最近積極的になれていないのだろうかと感じることがありましたが、ハロウィンがあって、このように行事に参加すると自然と積極的になれました。
悩んだら、何かしてみるのは大切ことだと思いました。

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