ハートセービングプロジェクトについて
ハートセービングプロジェクトについて
ハートセービングプロジェクトとは、2001年から始まったモンゴル国での小児循環器診療のプロジェクトです。この活動は、渡航費用は医師の個人負担、無償治療活動です。
活動のきっかけは、理事長の羽根田紀幸先生が、当時モンゴルから島根大学医学部に留学中の医師から、モンゴルの小児循環器医療の実状を聞き、日本では治療をすれば99.9%完治する病気であってもモンゴルでは見捨てられ助からないという状態を知ってからでした。以降 多くの方々の寄付と、医師の方々の協力によりNPO法人ハートセービングプロジェクトとして活動を継続しておられます。
羽根田先生は 出雲RCの会員で、昨年12月に残念ながらご逝去された基常日出明様の娘婿でいらっしゃいます。長年モンゴルへ渡り心臓治療を続けられ、2000人以上の診察をし、350人以上のカテーテル治療をされました。モンゴル国政府からは、この活動を高く評価され、モンゴル国 最高勲章の「北極星勲章」を2006年に受賞されております。
この活動は、在日モンゴル協会の皆様も高く評価され、大変感謝しておられ、昨年12月の基常会員のご葬儀には 日馬富士関はじめ 在日モンゴル協会の皆様から多くの哀悼の意を表され、感謝の花を贈られました。出雲という地方都市から始まった国際貢献活動ですが、地元をはじめ多くの皆様の寄付と協力により活動を続け、このように評価されております。
この度、RI第2690地区からもDWCSの義援金を頂くことが出来、当クラブ例会で、理事長 羽根田紀幸先生に地区とクラブからの義援金をお渡し致しました。
早速 エコーの修理費に充てられモンゴルでの治療に活用されております。
出雲ロータリークラブ会長 遠藤 充子