国際ロータリー 第2690地区 2015-16年度 佐藤 芳郎 地区ガバナー事務所

地区研修・協議会を開催

地区研修・協議会を開催

全体会議

国際ロータリー第2690地区2015-2016年度地区研修・協議会が4月19日、岡山市の岡山コンベンションセンターを会場に開かれ、佐藤芳郎地区ガバナーエレクトの基調講演、部門別協議会が行われました。
研修・協議会には渡辺好政元国際ロータリー理事、松本祐二地区ガバナー、庄司尚史地区ガバナーノミニーら来賓、地区67クラブの会長エレクト、次期幹事、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕部門の次期委員長の皆さが出席しました。
基調講演で佐藤ガバナーエレクトは「2015-2016年度は会長、リーダーの皆さんがクラブの運営方法を考え、クラブの独自色を出すことをお願いしたい。また、会員の方々がクラブに居場所をみつけることが大切です。クラブの活性化を図り、クラブ独自の文化を創っていただきたい」と各クラブの取り組みの重要性を強調しました。
クラブの増強・維持については現在の会員の年齢別分布状況などの分析資料を示して一層の努力の必要を強調しました。新年度の地区目標については「ぜひ会長賞にチャレンジしてほしい。公共イメージの向上にも力を入れていただきたい」とし、ソウル国際大会への協力を呼びかけました。
最後に、「大切なのはロータリーの皆さんがロータリーを好きになることです。あいことばは『エンジョイ・ロータリー』」とし、「奉仕の理念丸の出航に協力してほしい」と「記憶に残るロータリー年度の実現」に強い決意を披露しました。このあと、会長、幹事、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕の5部門に分かれて部門別協議会が開かれ、熱心な討議が行われました。

部門別協議会

会長部門

会長部門1

会長部門2

佐藤芳郎リーダーが、新年度の各クラブの運営計画について発表を求め、各クラブは主要運営計画の発表を行った。
 地区の合言葉「Enjoy Rotary」のもとに親睦や会員増強に努める。
「和をひろげよう」(岡山東)、「Just Do It!」(倉敷瀬戸内)、「Be A Player」(鳥取)、「IKI(粋)」(岡山丸の内)、「Enjoy Rotary & Only One」(児島)、「Enjoy Rotary、Happy Rotary、Relax Rotary」(井原)、「Simple the Best」(鳥取北)、「Discovery My Rotary」(水島)など
 クラブ活性化について
 少人数クラブだからこそ、個々の会員を深く知ることができるため、それにあわせた体制づくりを行っていく。
 できない理由を探さず、できる理由を探す。4つの言葉から再度考え直す。(岡山岡南)
 4つのテスト + 未来のためになるかどうか?(出雲中央)
 温故知新。継続事業を行いつつも、硬直したプログラムを実施するよりも、新しい取り組みを行っていく。
 補助金事業ならびにインターアクトクラブを推進していく。
 生徒とともに姉妹クラブを訪ねる。(岡山西南)
 里山保存活動を行い、しいたけを栽培し、協賛をしている少年野球の子どもたちと共に、植菌、収穫等を行っている。(米子南)
 青少年支援として英語スピーチコンテストを開催。(井原)
 小学生に地元文化財の見学会を開催。(新見)
 高校生を対象として歴史フォーラムを開催。(岡山北西)
 伊勢崎淳先生(人間国宝)と地元高校生とがともに陶芸を行う。(備前)
 青葉学園(養護施設)の子どもたちとのふれあい。(津山中央)
 会員増強・退会防止について
 個人的アプローチ、グループ的アプローチを強めていく。
 楽しい例会 → 退会防止 → 勧誘 となるようプログラムを運営していく。
 クリスマスには家族例会を開催し、家族を含め親睦に努めている。(智頭)
 例会にて若い人が卓話を行い、仕事のPR等を含め、知ることから和につなげている。(米子)
 会員数18名。出席率100%。(益田)
 家族への感謝をこめて、結婚記念日には配偶者も出席。
 最高齢の94歳のチャーターが「ありがとう」を会員に伝えている。
 一人欠席することでの出席率減を意識し、全員出席
 運営体制の強化
 公認会計士等に監査を依頼し、クラブの資金的現状等を再確認し、それにあわせた運営体制を再構築する。(松江)
 ロータリーの森を所有。杉等の木材を売却して事業費にあてている。(智頭)
 広報活動の強化
 SNSを利用し、会員同士のコミュニケーションの促進をはかるとともに、若い会員の増強に努める。(出雲南)
 フェイスブックで事業を公開するなどして、広報ならびに勧誘に努める。(鳥取西)
 補助金事業などをニュース記事として地元新聞社に投稿し、卓話をビデオ化して地元テレビ局に投稿するなどして広報に努める。(米子中央)
 以上のような活発な意見交換が行われ、カウンセラーの松本祐二地区ガバナー、リーダーの佐藤芳郎地区ガバナーエレクト、副リーダーの庄司尚史地区ガバナーノミニー、砂田治男次期地区会計長よりご助言をいただいた。
 リーダー 佐藤芳郎地区ガバナーエレクト
出席率向上に向けては、地道な活動が必要である。
「ロータリーは業種毎の会員数が決められている。
つまり、あなたが休むとその業界の人はいない。だから出席は義務である。
そして出席すれば、そこでは仕事の話ができる。これはあなたの権利でる。
ロータリアンの権利と義務について先輩よりのお言葉をいただいてきた。
 カウンセラー 松本祐二地区ガバナー
67クラブ、次年度エレクトの考えをメンバーに伝えてください。
そして後押し。
その次はみんなで親睦。クラブの外へ中へ、良い思い出になるように頑張ってほしい。
会長が終わっても燃え尽きないように。その後も楽しいロータリアン。
弱点ではなく、強みを見直すことがいいかもしれません。
来年は1日多い。がんばってください。
 副リーダー 庄司尚史地区ガバナーノミニー
先輩会員の活用を行ってください。先輩はさびしがっています。
会員増強。安心。頑張って!
 次期地区会計長 砂田治男次期地区会計長
会員増強は永遠のテーマ。
燃え尽きないように。私の胸にささりました。
最後に、リーダーであり佐藤芳郎地区ガバナーエレクトより
全力疾走。
勢いをそのまま次年度へ。
また更なる勢いを次々年度へ。

以上をもって議事が終了した。        (記録・吉村充司)

幹事部門

塚本次期地区代表幹事
「2013年手続要覧」精読すること
・4月地区研修・協議会、5月会員増強・ロータリー財団合同セミナー開催時期について説明
・RI序列変更G、PG、GE、GN(2014年1月RI理事会より)
1.地区組織図について(別紙資料にて説明)
   地区ロータリー財団事務所運営資金 1,300円/人
2.地区目標について(別紙資料にて説明)
   2016年5月28日~6月1日国際大会 登録 地区全体で500人依頼
   渡辺元RI理事が地区国際大会推進委員長です。
   ポリオ撲滅のための推奨年次目標 1クラブ当たり1,500ドル支援にご協力いただきたい
3.地区資金予算について(別紙資料にて説明)
   国際青少年交換資金 1,700円/人 100円アップ
4.ロータリークラブ・セントラルへの登録方法について(別紙資料にて説明)
   岡山南ロータリークラブ 高橋事務局員より詳細説明
5.地区大会・ガバナー公式訪問について(別紙資料にて説明)
   地区大会
     10月3日(土)~4日(日)の2日間開催する。
10月3日に懇親ゴルフ大会を開催、夕方より前夜祭を開催
10月4日本会議終了後、懇親会も開始する
     登録料・決定後正式案内
   ガバナー公式訪問
     訂正については正式版送付
6.幹事役割について(カウンセラー)
   ・手続要覧は必読
   ・時間厳守 例会終了時間 卓話時間確保
   ・会長との連絡は密に 最低1日1回
   ・事務局への配慮忘れない
7.その他
                        (記録・橋本光司)

職業奉仕部門

職業奉仕部門1

職業奉仕部門2
杵村優一郎リーダーの議事進行のもと,事前に実施されたアンケートの回答結果に基づいて,次のとおり,協議が進められた。
 1 職業奉仕とは何か。
各クラブの出席者からは,4つのテストやロータリアンの行動規範に触れながら,職業奉仕はロータリー活動の基本となるもの,職業を通して人や社会などに貢献し,そのニーズに応えるものなどといった発言があった。
 最後に,山本茂生副カウンセラーから,職業奉仕の内容について,自らの職業の品位や道徳水準を高めることをはじめ,その内容を詳細に説明された上で,奉仕につき他人のために尽くすことは自己の幸せを掴むことでもあり,自己の職業に熱心であることは職業奉仕の理想にも繫がるなどと総括された。
 2 各クラブの職業奉仕活動の内容など
 事前のアンケート結果や会場発言からは,現在行っている職業奉仕活動として,職場訪問,講話,4つのテストの唱和などを挙げるクラブが多かった。その他では,従業員表彰,職業奉仕フォーラムの開催,無料相談会の実施,冊子の発行,インタビュー記事の掲載,DVDの視聴などを行っているクラブが紹介された。
 最後に,野間田節雄副リーダーから,各クラブが実施している職業奉仕活動の内容を見ると,職業奉仕に関する話し合いや議論をする機会が少ない傾向にあることが指摘された。
3 今後に計画されている職業奉仕活動の内容について
会場からは,青少年を対象に授業をしたり,老人ホームを訪問したりすることなどが紹介された。
最後に,小林茂則副リーダーより,本日紹介されたもので,各クラブで実施されていないものは,今後,各クラブで実施してみてはどうかとの指摘があった。
4 その他
杵村優一郎リーダーから,各クラブへの質問・要望事項等についてアンケート結果の説明がなされた。
その後,渡辺好政カウンセラーより,過去の講演等を引き合いに出され,経営というのは継続が重要であり,職業奉仕とは,関係している事業所を続けていくことであって,持続可能な事業所の運営の重要性を指摘された。また、4つのテストにも触れられた上で,奉仕活動をして楽しむことの意義を強調され,話を締め括られた。
                     (記録・長谷川威)

社会奉仕部門

社会奉仕部門1

社会奉仕部門2
【岸リーダー】
アンケートの概況から、過去2〜3年間の活動を「地域交流」「環境保全」「生活支援」の3つのカテゴリーに分けて報告。
(地域交流)南海トラフ対応、伝統行事他
(環境保全)砂丘の緑化防止、植樹、里山保全、エコリサイクル、プール浄化、校庭の芝生化、棚田等
(生活支援)無料相談会、AED設置、気仙沼での相談会等
【橋本カウンセラー】
EM菌を活用した水質浄化事業の詳細を伺いたい
【出雲RC】
プールの水に含まれる塩素を排出する前に、EM菌で水を浄化し、川等の自然保全を目的として実施している。インターアクトやボランティアも協力し、年に1回続けている。最近では駅近くの小川に蛍が戻って来ている。
【益田RC】
出雲RCに指導を頂き、4つの小学校でプール水の浄化と洗浄を年1回実施している。
【森下副カウンセラー】
エコキャップの寄付問題が起こり、今後の対応として、国際ロータリーに寄付することになったようです。ポリオ撲滅のためにも、社会奉仕部門でも、エコキャップ活動を取り入れて欲しい。
【倉吉RC】
割り箸回収して再利用する事業を続けてきたが、本年度より出来なくなった。エコキャップ回収は継続して行く。
【葛尾副カウンセラー】
社会奉仕活動のターゲットを明確にし、実施後の効果を確認することが大事である。地域では、何が一番ニーズがあるのか考えてみて欲しい。
【岸リーダー】
効果について伺いたい
【智頭RC】
しいたけ菌栽培を地域の保育園児と年2回程、植木と収穫を行っている。収穫では、皆で食事会を開催。また販売した売上の一部で木材を使った玩具を寄付している。
【岸リーダー】
地区補助金の活用した事業について意見交換したい。校庭の芝生化、講演会、EM菌事業、野球大会、旧山陽道のロードマップ作成、青少年交流等
【槌田副リーダー】
鳥取砂丘の保全活動について他のグループとの連携について伺いたい
【鳥取中央RC】
今までの事業である「留学生の支援」や「児童養護施設とのサッカー観戦」など以前から支援してきた団体から、ボランティアとして参加して頂いている。
【葛尾副カウンセラー】
社会奉仕活動をロータリーの公共イメージアップに繋げて頂きたい
申請がここ数年で増加しているが、もっと増やしたい。
【橋本カウンセラー】
申請事業の10%以上がスポーツ支援関係であるが、以前国際監査で指摘されたことがある。
しっかり、ロータリーの認知度向上に工夫してもらいたい。
【岡山北西RC】
福島県から2チーム、岡山県4チームでサッカー大会を実施、12月だったので、クリスマス会も開催。テレビや新聞などで広く報道された。
【岸リーダー】
次年度の活動計画について
【松江東RC】
里山塾。出雲かんべの里と連携。11月に100人規模で実施予定。
たき火、丸太きりを子ども達に体験してもらう。マスコミにPR予定。
【米子東RC】
吹奏楽クリニックという音楽会を開催予定
【出雲中央RC】
市内小中学校へ絆をテーマに標語を募り、日めくりカレンダーを作成。
特に教育に注力する。
【葛尾副カウンセラー】
少子高齢化が日本全体の大問題である。少子化について社会奉仕でテーマにしてみたらいかがか?
【橋本カウンセラー】講評
補助金申請は3月末が締め切りなので、次年度の委員会構成を早く決めないと申請に間に合わない。構成を早く決めて、締め切りに間に合わせ、活発な申請をお願いします。
【岸リーダー】閉会のことば
次年度の活動計画の参考にしていただき、活発な年度にして欲しい。ロータリーの認知度向上に繋げてください。佐藤次期ガバナーの言われる、一年終わって心に残る年度にしてください。そして楽しいロータリー活動をしてください。
(記録・黒田季之)

国際奉仕部門

国際奉仕部門1

国際奉仕部門2
(藤原リーダー)
クラブの規模にもよりますが、国際奉仕は非常に難しい部門です。
以前アンケートをお願いいたしましたが、そのアンケートにより進めて参ります。
① 過去2~3年における国際奉仕部門活動の内容とその評価・反省など。
(岡山南RC)
ハーバード大学夏季研修生の受け入れを継続して行っている。
本年度はナカシマメディカル、岡山大学病院に研修をお願いした。
その他本年度は、地区世界社会奉仕資金の補助をいただき、カンボジアへ浄水装置の設置事業を行った。
ハワイのワイキキロータリークラブとの姉妹縁組(25周年)。
(高梁RC)
過去、カンボジアの小学校2校、高校1校へ図書館、ヘルスポスト1棟を設置。
里親制度を行っている。
今年18回目の訪問団がカンボジアを訪問。
支援を始めて年数が長いため、支援が広範囲になりすぎている。
里親制度の継続は重要である。
(真庭RC)
7月に岡山大学の留学生を招いて、2泊3日でホームステイをし、地元の小学生との交流会開催。
開催時期の問題。
② 過去、地区世界社会奉仕資金他、地区補助金を活用しての活動の事例について。
(益田RC)
高津川の浄化運動。
市内小学校3校のプールでEM菌(害のない菌で、汚れを食べる)の繁殖。
(児島RC)
過去、バリ島でのマングローの植林。
トルコのクラブ経由で医療機関への寄付。
③ 2015-16年度あるいはそれ以降で計画されている活動について。
(倉敷中央RC)
タイで視力を測ったり、古い眼鏡をきれいにして配る事業をメンバーのNPO法人がしているが、それをクラブとして支援をし、正式事業にしていこうと考えている。
(米子RC)
近年、RI国際大会にも積極的に参加している。
(総社吉備路RC)
カンボジアの小学校への支援。
30周年事業としてカンボジアの小学生を呼んで交流会。
大きな支援はできないが、的を絞った支援を行う。
(藤原リーダー)
2016年ソウルでの国際大会への参加にご協力をお願いします。
④ 海外クラブとの交流について。
(大田RC)
台湾のクラブとの姉妹交流。
ネパールのカトマンズ(血液センター)への台湾、日本の秩父、岐阜西と共同で支援検討。
(倉敷瀬戸内RC)
23年前より、韓国・大田韓南RCと姉妹交流を行っていたが、7年前にトラブルの為、疎遠に。
昨年より連絡を取り合い、先日訪問。
30周年には来日予定。
(笠岡RC)
1985年ニュージーランドのクラブと姉妹締結。
語学研修生の交換。
⑤ロータリー財団について。
(鳥取RC)
鳥取大学と間伐材を使ってのベンチ作成。
年次寄付に対してのメンバーへの周知。
(倉敷RC)
年次基金、ポールハリスフェローへの協力者多数。
11月ロータリー財団月間での卓話。
ロータリーカードの推進。
(新見RC)
会長就任者は必ずベネファクターに。
⑥米山記念奨学会について。
(松江東RC)
過去、米山記念奨学生との料理教室開催。
米山協力箱・・・スマイルとは別に毎例会で呼びかけ。
カンボジアへ古着を贈る事業を行っていた。
ラオス、カンボジアへ絵本を贈る事業。
(岡山中央RC)
米山ハット・・・2か月に1度例会でメンバーに依頼。
米山奨学生も延べ13名。
⑦その他、国際奉仕活動について。
(隠岐西郷RC)
会員(20名)も少なく、要望に応えることが難しい。→他の小規模クラブはどうなのか?
(新見RC)
会員25名、最近40歳代の会員増。
高梁RCと里親支援。
(美作RC、岡山北西RC)
各クラブの状況が把握できた。詳細な資料が欲しい。
(玉野RC)
国際奉仕が活発でない。・・・参考にして取り組みたい。
2690地区で合同でできるところはないか?
⑧カウンセラー鳥居パストガバナーの講評、その他質問事項に対する回答。
(鳥居カウンセラー)
小規模クラブ単独で国際奉仕が難しい場合は、他のクラブと組んではどうか。
相乗りも可能であり、またグループを離れても良いのではないか。
日本では不用なものでも海外では喜ばれるものもある。
お金がなくても工夫して行うことは可能。
(藤原リーダー)
国際奉仕は大きなテーマであり、小規模クラブでは難しいかもしれないが、クラブが集まって国際奉仕ができるシステム作りも必要。
(森田副カウンセラー)
米山はアジアに限ったことではない。全世界OK。
寄付をすることにより、財団を通しての国際奉仕にもなる。
                          (記録・山本敬史)

青少年奉仕部門 (NCは次年度委員長の略)

青少年奉仕部門1

青少年奉仕部門2
秋山義信リーダー(岡山後楽園RC)から青少年奉仕活動の内容(事前アンケートによる)報告=別掲

1.過去2~3年における青少年奉仕活動の内容とその評価・反省など
 ① 岡山北西RC 小松原隆代NC(資料有)
  「高校生による岡山の歴史・文化研究フォーラム」について発表
 ② 米子東RC 中村剛士NC代理
  「次世代を担う中学生による作文コンテスト」について発表(13年目500作品)
 ③ 岡山RC 林光洋NC(資料有)
  「第10回職業講座『高校生のハローワーク2014』in岡山東商」について発表
   (ローターアクト45周年記念)100~120名
 ④ 大田RC 吾郷浩之NC
  「小学生のペットボトルキャップ収集によるポリオ撲滅運動」について発表                                              
 ⑤ 岡山備南RC 安藤道則NC
  「岡山学芸館高等学校インターアクトクラブ」について発表(2014年に20周年)

2.次年度あるいはそれ以降で計画をされている活動について
 ① 討議発表形式
  ・スポーツを通じての青少年健全育成:中学生サッカー大会(津山RC)
  ・青少年の非行防止と不登校防止:山口衛里マラソン講習(小学生100名対象)(総社吉備路RC)
  ・中学校学級崩壊対策:ソフトバレー大会(倉敷水島RC)

3.青少年奉仕として何をすべきか
4.その他、青少年奉仕活動について(3.4.まとめて)
 ① 質疑(課題):
「インターアクト、ローターアクトのないクラブはどのように関連付けるべきか?」
 ② カウンセラーから
  ・財団地区補助金の活用を
  ・公共イメージの向上に役立つ観点で
  ・インターアクト・ローターアクトの支援RCはぜひとも継続してほしい
  ・国際奉仕、交換留学生も青少年奉仕
  ・学校の先生を巻き込む努力を
  ・ハラスメントを受けない青少年の健全育成を
                   (記録・國富郷太郎)

RI第2690地区2015-16年度 地区研修・協議会(2015.4.5開催)部門別協議「青少年奉仕部門」アンケートのまとめ

1. 過去2~3年における青少年奉仕活動の内容を具体的に仕訳
Aスポーツ関連(主に小・中学生・高校生・養護学校生徒対象)
 サッカー大会(小・中学生-大会支援・観戦)  多い
 バレーボール(小学校女子-大会・交流戦)   多い
 野球(大会,活動支援,観戦招待)
 ミニバスケット・スキー教室・ソフトボール・ソフトテニス
柔道・剣道・マラソン教室(大会出場)・トライアスロン大会支援
 ※スナッグ・ゴルフ教室開催(養護施設への道具寄贈も)
※「スナッグゴルフ」とは,子どもがケガをしないよう軟らかいボールを使うなど安全面に配慮したゴルフ
B文化・芸術関連(保育園児・児童養護施設・中学と高校)
 日本語・英語コンテスト(スピーチ,弁論大会) 多い
 青少年奉仕に関する卓話  多い
 フォーラム・講演会・環境学習の開催  多い
(科学する心,セーブ・ザ・ラブ,地域の伝統文化の研究=和紙・たたら,地域の誇り,川の歴史と災害=水の恵み,カヌー体験,水質検査,味噌工場見学,郷土の歴史と景勝=郷土の自然・文化・歴史を学んで郷土愛を育む)
 創作ミュージカルの支援「愛と地球の競売人」
 新春コンサート・邦楽コンサート
 書道展・アートフェスティバル協賛・児童への読み聞かせ会・ロボットコンテスト・作文コンテスト,高専祭への商品提供
 ロータリー文庫として図書の贈呈など(保育園・小学校・中学校へ図書を,図書購入資金支援-養護施設へ)
 会員による=落語会・陶芸教室・寺子屋体験(小学生-法話・座禅・面づくり)
 岡山学芸館高校模擬国連支援ほか
Cその他(IAC・RAC支援・青少年交換・職業の学び・環境保全・その他)
 インターアクト・ローターアクト支援(例会招待,卓話,バザー,ポリオ撲滅のための街頭や学園祭・イベントでの募金活動・ボトルキャップの回収運動展開)  多い
美化活動=IACと小学校プールへEM菌の投入=水質浄化
海と山の子ども達が参加してアマモの再生事業
 青少年交換・派遣・受入れ,友好クラブ(台湾)短期留学生支援(卓話や食事会) 多い
 高校生のハローワーク(職業感の育成や就職への対応)・中学生(IAC)への職業紹介
 託児所へ備品贈呈や保育園児と交流(ベンチペンキ塗り,植樹,地引網)
 美化・清掃活動・植樹(学校・子ども会・老人会・自治会・職域団体・JC)
=駅前,講演,ロータリーの森,学校校庭芝生化,ボーイスカウトと河川クリーン作戦,海の日海岸清掃,竹林伐採-竹炭づくり
 青少年団体指導者育成のため「公益信託基金」を運営
フイリッピン教育支援 青少年団体指導者との意見交換会
 新世代育成募金=例会・イベント時-地元や海外の青少年を支援するプロジェクト募金
2. 2015-16年度あるいはそれ以降で計画されている活動
 前年度からの事業の継続  多い
 講演会・出前授業・卓話の充実・体験講座(焼き物・食育)
 小学校に警察職員を招いて防犯意識を高める集会を開催  防犯カメラの設置
 若年障がい者支援のため-製品の購入(消費)
 中学校へAEDを寄贈
 地元大学インターンシップとして受入れ支援・協定の締結
 IACやRACと協働できる新事業を考案したい
 児童養護施設入居者にスキー教室を実施(一日里親交流として)
3. 青少年奉仕として何をなすべきか
 事業の継続(事業を広げるより,現在の活動を充実したい)  多い
 IACやRACへの支援のあり方(資金の支援から共同事業を考える)
自分たちで考え計画し実行すること,去年やったからとか,担当顧問が言われたから今年もやるではなく,活動内容を取捨選択し,自主性を育てることに重きを置く一年にしたい。将来リーダーとなるに必要なスキルを身につける指導・助言を与え,活動を支援していく。
課題=学校活動へ入り込んで指導助言できないこと,行政から規制を受けることがある
 青少年スポーツ関連事業への助成(表彰制度の充実)
 ロータリアンが良い模範となる(「健全育成」と青少年に自主性を重んじ育てる,世代間交流) NPOとも連携
 中学生の職場体験を受けいれる。
 地域との連携と協力(人と人との絆の大切,郷土愛,自然との触れ合い,子ども達を地域で見守り育む活動,教育環境の整備)
4. 質問・他クラブor地区委員会への要望など
 他クラブがどんな活動をしているのか情報・資料の提供,自他共に評価されている活動事例の紹介をしてほしい
 他クラブへも地元大学インターンシップ受入れ支援・協定締結を要望
 IAC・RACのないクラブは,その活動にどのように関連づけて運動すればよいか
 少子高齢化への対応いかん
 問題のある子ども(奉仕プログラムに参加するのは問題のない子ども)への対応いかん

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