ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)
ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)
5月22日(日) 社会福祉法人 旭川荘でRYLAを開催しました。各ロータリークラブよりご推薦いただきました、青少年20名が参加し、旭川荘資料館で小幡企画広報室長より福祉の歴史を学び、福祉の重要性や尊さに触れました。その後旭川敬老園 森園長より「入所者はこれ以上の治療は不可能な高齢者がほとんどで、この施設で余生を静かに過ごされ、ご家族に囲まれながら充実した一生を終える。」自然な看取りの尊さをご教授いただきました。引き続き介護技能士の村上氏より「すべてを介護するのではなく、入所者に合わせ、本人の動こうとされる意志をお手伝いする介護技術や、やさしく体に触れながらの声掛けをするコミュニケーション」などを、参加者同士で実体験いたしました。最後に、入所者をグループ別で介護する実習を体験。この日は天気も良く、花咲く旭川の堰堤を、車いすを囲むように入所者とふれあい高齢者介護を体験していただきました。
これからも少子高齢者社会を支える若者の負担は増えます。しかし、自分自身も支えられる立場になることも理解し、他人事ではなく自分自身の問題ととらえ、社会全体で取り組むべきことと気が付かれたと思います。これを機にさまざまな問題に興味を持ち、青少年のリーダーとして社会に積極的に参画されることを期待しています。
今年から選挙権は18歳になります。現状を見て心配する声もありますが、政治知識の未熟さを乗り越え、若者が政治に参画することで『新しい価値観を反映させたより良い社会』を期待してやみません。
今回の研修プログラムにご協力いただきました社会福祉法人 旭川荘の皆さまに感謝申し上げます。
地区青少年奉仕委員長 岡﨑世作