国際ロータリー 第2690地区 2015-16年度 佐藤 芳郎 地区ガバナー事務所

中四国3地区合同研修旅行(京都)

中四国3地区合同研修旅行(京都)について

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 4月2日・3日の両日、中四国3地区合同研修旅行が、2670地区の主管により開催され、派遣予定学生の高野玲奈さん、岩世岳大君、福光莉子さん、松下天風君、受入学生のジェイドさんの合計5名の学生と、西谷純美委員と私が参加しました。
両日とも天候に恵まれ、桜も満開という絶好の日和のもと、学生たちは、日本の文化・伝統・歴史の一端を学ぶことができ、また3地区の受入学生と派遣学生合計約20人の学生間で親しく交流や情報交換が出来て、大変有益な研修になったと思います。
 まず初日は、江戸時代から明治にかけての歴史の舞台ともなった世界遺産二条城を訪問しました。国宝の二の丸御殿の雄大な障壁画やうぐいす張りの廊下に、学生達も興味深げでした。次に「茶道資料館」で、茶道のお手前を習うとともに、作法に則り抹茶とお菓子をいただきました。海外からの学生も、日本文化の象徴として大変関心を持ったようで、日本の学生も派遣先の国で茶道を伝えたいと、真剣に説明に聴き入っていました。
 金閣寺では、学生達は神々しい舎利殿に感嘆し、平安神宮の裏庭に当たる「神苑」では、日本の学生は日本人の美意識を具現する日本庭園の姿を写真に納めていました。派遣先のプレゼンテーションで使える材料が沢山集められたようです。また、女子は舞子体験を通して、和服の美しさに改めて気付かされ、海外に伝えたいと強く感じたようです。
岡山東ロータリークラブにお世話いただいているジェイドさんは、岡山駅まで見送りに来て下さった和気ファミリーに、京都駅でお土産を買い求めて、新幹線での帰途につきました。
この研修旅行を通じて、派遣学生は、自分が行くことになっている国や地域の様子などを受入学生から聞くことができて、徐々に実感が湧いて来て、留学への覚悟が固まって来たのではないかと思います。

青少年交換委員会委員長 仁木  壯

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