お知らせ
青少年交換委員会より 岡邉晴香さん(岡山旭川RC)壮行会スピーチ
2014/06/17
皆さんこんにちは。岡山城東高校の岡邉晴香です。
今日はまず皆さんにご報告があります。
先週、私がアメリカで通う学校が決定しました。West Virginia州のGrafton High Schoolという学校です。
West Virginiaといえば、John Denverの「Take Me Home, Country Roads」が有名で、皆さんも聞いたことがあると思います。
私は趣味でギターを弾いているのですが、実は、初めて弾けるようになった曲がこの曲で、不思議な縁を感じてうれしく思っています。ぜひ、むこうで披露できるように初心に戻って練習しておきたいと思います。
それでは、本題に入りたいと思います。
今日は、私がロータリークラブの青少年交換に出会って以来の変化についてお話ししたいと思います。
もちろん、日本文化の勉強をしたり、英語に触れる機会を増やしたといった行動面での変化もありますが、それ以上に頭の中で考えることに関する変化について一つ、お話します。
一言で言ってしまえば、自分で考えるようになったということです。
私は、留学が決まる前、それから、決まってしばらくは、本を読んでも学校で講演会などを聞いても、読んで終わり聞いて終わりで深く考えることはありませんでした。ですが、それが最近少しずつ変わってきているように感じています。
本や講演会の内容だったら、自分に当てはめてみたり自分の考えと比較したり自分にどう生かすかを考えたりするようになりました。また、学校の英語や世界史の授業で外国の事を勉強しますが、その時に日本との違いを考え、なぜその違いが生まれたのかを考えてみたりしています。また、それを頭の中で英語に直してみたりもしています。
この様な身近な事でも自分で考えるようになると、毎日が充実してきていると思います。
大げさかもしれませんが、「人生に無駄なことは無いんだな」と感じつつあります。
こういった自分で考えるようになったことが私の大きな変化です。この変化のおかげで、留学が決まる前に比べ、私の毎日は充実しています。留学以外にも様々な事を経験させていただけるロータリークラブの青少年交換ならではだと本当に感謝しています。
アメリカに行ったら、せっかく何も知らない地に行くのですから、様々な事を見て、聞いて、感じて、それを単なる経験で済ませることなく自分の頭で考えて吸収して、また、塩谷さんがおっしゃったように食生活にも気を付けて一年間を過ごしたいと思います。
そうやって一年間を過ごして、家族や学校の友達や先生、そしてロータリークラブの方に感謝を伝え、恩返しができるような人になって帰ってきたいと思います。
Thank you, Rotary. ありがとうございました。