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青少年交換委員会より 岡邉晴香さん(岡山旭川RC) 4月度 近況報告

2014/05/01

こんにちは。お世話になります。岡山旭川ロータリークラブの岡邉晴香です。
4月の報告をさせていただきます。

新年度が始まり、とうとう私も高校3年生になりました。留学中は休学扱いになるため、卒業は同級生から一年遅れますが、それでも高校生活の残りが少なくなっていることを感じています。受験勉強も大切ですが、毎日の生活の大切さを感じる一か月となりました。

4月23日にアメリカのオバマ大統領が来日しました。その前日(22日)のニュースで日本側の「おもてなし」について報道されていました。そこでは、以前フランスの大統領が来日した際に和食の料理を担当した方のインタビューがありました。その方は「日本風味を感じることができる洋風の料理」を作ったそうです。「和食」を外国の方に押し付けるのではなく、まずは「おいしい」と思ってもらえる料理をつくることが「おもてなし」であるとその方はおっしゃっていました。このニュースを見たのは本当に偶然でしたが、「親善大使」としてアメリカに派遣させていただく私にとって、とても大切な姿勢を学びました。私はこの春、折り紙を折ってみたり、桜の写真を撮ったりして、アメリカで伝えられる日本文化は無いかと気にしながら過ごしました。もちろん、日本文化を伝えるのは青少年交換の派遣学生としての大切な役目ですが、私は伝えることばかりを考えていて、聞き手のことを考えていませんでした。例えば、折り紙だったら見た目だけでなく実際に遊べるものの方が知ってうれしいと思います。桜だったら、風景だけでなく日本のお花見の様子があればさらに良かったと思います。伝えることばかりではなく、聞き手、つまりは相手の気持ちを考えて伝える内容や伝え方を工夫することが大切であると学びました。

さて、4月19日にアメリカの7350地区のTrina Buettnerさんからメールをいただきました。アメリカのロータリークラブの方からメールをいただくのは初めてで、メールを開いたときはとても慌てましたが、「分からないことがあったら何でも聞いてください」と繰り返し書いてくださっていて、安心した気持ちになりました。メールの最後にはRespectfullyと書いてあり、日本の手紙でいう「敬具」のようなものだそうです。日本とアメリカの手紙の書き方の共通点を知ることができ、うれしかったです。英会話や英作文は学校やその他の機会でも経験しますが、英語のメールを書くというのは初めてで、返信を書くのが難しかったです。特に時制については悩みました。日本の学校でも、長文読解や必要以上に複雑な英訳だけでなく、こういった実際に使える英語を教えられたらいいのにと最近よく思います。知り合いに勧められて見始めたアメリカのドラマ(glee)でも、学校で習った英語よりもくだけた雰囲気で英語特有の言い回しがたくさん出てきます。日本で習う英語は実際のアメリカでの生活で使う英語とどう違うのか、少し不安ではありますが、それを学ぶことが私の留学の大きな目的の一つだと考えています。

高校3年生になり、部活を引退して寂しかったり、どうしても「受験」という大きな行事を意識する毎日ではありますが、勉強や読書や英語・アメリカの勉強など充実した毎日を過ごせているのではないかと思います。3地区合同オリエンテーションやRYLAや例会など様々な貴重な体験で考えたことや学んだことを日本で実践する4か月にしたいです。

以上を4月の報告とさせていただきます。

岡辺晴香



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