• TOP
  • お知らせ
  • 青少年交換委員会より 伊藤香織さん(倉吉RC) 読書感想文3

青少年交換委員会より 伊藤香織さん(倉吉RC) 読書感想文3

2014/03/27

「平和への手紙」を読んで

伊藤香織

この本を読んで、改めて相手を理解することの大切さがわかりました。
私は日本人なので日本人がアメリカ兵にやられたところを見ると、どうしてそんなことをするんだ!という気持ちになります。みんながこうやって辛い思いをするからやりかえそうとして戦争は大きくなっていくのだと思います。つまり、それは敵だったアメリカの人々も同じことであって、どちらが辛いということはないと思いました。お互いがお互いの気持ちを理解しあうことで本に書いてあったように今はよき友としていられるのだと思いました。相手を理解しないで自分のことばかり考えていては解決にはつながらない。このことは戦争が終わった今の時代でも大切なことだと思います。私に関して言えば、留学してから友達と話すときにでも自分の意見をしっかり伝え相手の意見もきき、そのうえでかんがえることです。

今月の15日のときに言っておられたことなのですが、どうしてあなたたちは日本が戦争をしたような国にわざわざ行くのかときかれたのがずっと心に残っていました。その時、私がふと思ったことが自分はアメリカに対して何も恨んでいることはないということです。これはまだ私がなにも知らないからではなく、純粋に仲良くなりたいと思ったからです。戦争をしたけれど、今はお互いが理解して戦争はしていません。こう思えるのも、昔、戦争時代を乗り越えた方々が築いていってくださったのだと読んでいて感じました。私たちは、この関係をこれからもずっと守っていく必要があると思います。そのことも気づかせられました。

最後にこの本の作者マイケル・R・ジャコビーさんは高校生です。高校生でもこうやって何かできるのだと勇気づけられました。何かを知る、そして大切なのはそこからどうするかということだと思います。私は留学にこのことを生かそうと思います。



携帯サイトのページ


PC版と同じURLです
URLをメールで送る