派遣予定者の読書感想文を読んで

2014/03/08

派遣予定者の読書感想文を読んで
青少年交換委員会委員長 近堂申洋

次年度2690地区青少年交換委員会の派遣生であります岡邉晴香さんと伊藤香織さんには「ぼくは13歳 職業、兵士。」という本を読んでもらいました。
著者の鬼丸昌也 さんは、カンボジアでの地雷撤去支援やウガンダ北部での元子ども兵社会復帰支援活動や小型武器に関する啓もう活動、その他国内では平和教育・啓もう活動をしている 「特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス」を立ち上げられ、ここ数年3地区合同オ リエンテーションで講師をしてくださっている方です。
本の内容は、紛争時のウガン ダでは少年少女たちがある日突然拉致されて、耳を削がれ、時には殺されるも少年も いて、無理矢理に兵士にされていく実態が描かれています。高校生の彼女達には非常 に衝撃的だったようですが、まままだ世界には貧困や紛争が絶えず、世界平和の大切 さを痛感してもらえたようです。
同時に、私たちロータリークラブが「国際理解、親善、平和」を大きな目的の一つとし、青少年交換プログラムを実施していることに対 しても理解を深めてもらえたと思います。

彼女たちの報告書や感想文などを見るにつけ、親善大使としてとても頼もしくなってくれていると感じます。
今月には3地区合同オリエンテーションが あります。
一歩一歩前に進みながら、留学への期待を膨らませていってほしいと思い ます。

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